アマモ研究 : 熊本県立芦北高等学校との共同研究(16・17ヶ月目)

熊本県立芦北高等学校(通称:芦高<あしこう>)とのアマモを対象とした共同研究体制も17ヶ月目に入りました。

≪スタート時の話題、当社のアマモ研究についての説明・資料は 【コチラ】

≪ご参考(以前の活動記録):2019年 【2月】 【3月】 【4月】 【5月】 【6月】 【7月】 【8月】 【8月(芦北高校「優秀賞」)】・ 【9月】 【10月(アマモサミット・芦北高校もプレゼン)】 【11月】 【12月】・2020年 【1月】 【2月】

 

2018年12月より月1度の、同校「林業科 アマモ班」のアマモ場造成への活動にも参加させて頂いておりますが、

2020年3月11日・4月11日に「アマモ新試験区設定(移植)・観察など」を行いました。

 

3月の活動は、大潮の干潮時間にあわせて深夜時間帯(11月から毎月深夜)に行いました。

世界的な流行ウイルスへの対応にて、学校側から配慮により生徒さんは参加できずということで、

前島先生、当社からは北野研究員、そして芦北高校を卒業したばかりのOB・OG2名の計4名での活動となりました。

 

 

↑ 人数が少ないので、小規模の試験区設定(同じ海域から採取したアマモの移植)と

12月から構築したアマモ試験区でのアマモの生長の様子を確認していきました。

(筆者の私(園山)も別件で参加できずにて、頂いた画像から作成しました)

 

 

そして、4月の活動は最干潮時間が明るい時間に移り、活動・観察しやすいメリットが出てきます。

多年生の自生アマモが今年も芽生え、緑色あざやかなアマモ場が形成されています(昨年の4月の様子)。

4月も3月同様に生徒さんが活動できず、前島先生と当社からは私・園山と北野研究員の計3名という寂しいメンバー。

まだ12月しか活動していない生徒さん(4月から3年生)からも、海に入りたい声が大きいようで、

残念としか言いようがありません。

屋外なので、密閉空間でもなく、密集せず活動もでき、近距離での会話もなく状態が成立しますが、

我々も用心にてマスク着用で進めました。

 

 

↑ 3月から4月が、もっともアマモが増えたなーと感じる時です。

「食」を狙う鳥さんも集まっております。

 

 

 

↑ 人数が少ないので試験区設定は行わず、12月から毎月構築してきた「アマモ試験区」の観察を進めました。

試験区ごとの毎月のアマモの変化を発見するのは楽しいです。

今月はアマモ日和(?)で、3月までの海水も気温も寒すぎて震える活動でもなく、

6月ごろからのウェーダー内がサウナ状態になることもなく、

そして雲一つない青空下で気持ちいい数少ない機会でした。

 

 

 

↑ こちらは堤防の北側(通称:内海)で、多年生アマモ場です。

今年もびっしり繁茂しており、夏までの仕掛けが作れそうです。

 

 

 

↑ 参加者は少ないながらいつもの集合写真を撮影、その後、芦北高校のラボへ。

室内水槽試験は2年前の12月から、継続して進めております。

 

 

生徒さんが活動できず状態が続いていながらも、アマモ自体は毎年のように生活環が進行中ですので、

一緒に活動できる時を楽しみに、本年度も進めていきます。

 

 

 

 

≪ご参考:芦北高校との活動記録リンク集≫

【2018年12月】 : 共同研究体制スタート。アマモ班と初顔合わせ。
【2019年 2 月】 : 芦北高校に当社研究水槽設置。アマモ班との座談会。
【2019年 3 月】 : 深夜の定植活動
【2019年 4 月】 : 明るいときの定植活動(この月より最干潮時間が陽が高い時のため)
【2019年 5 月】 : 花枝採取、マリンチャレンジプログラム授与式
【2019年 6 月】 : ロープ式下種更新法でのアマモ場造成
【2019年 7 月】 : 土壌採取、分析
【2019年 8 月】 : 土壌採取、分析、取材
【2019年 8 月】 : 芦北高校「優秀賞」
【2019年 9 月】 : アマモ観察、採取
【2019年10月】 : アマモサミット・芦北高校もプレゼン
【2019年11月】 : アマモ観察、採取(この月より最干潮時間にあわせて深夜活動)
【2019年12月】 : アマモ移植(試験区設定)、観察、採取、取材
【2020年 1 月】 : アマモ移植(試験区設定)、観察、採取、当社ラボ見学来訪
【2020年 2 月】 : アマモ移植(試験区設定)
【2020年3・4月】 : アマモ移植(試験区設定)、観察
【2020年 5 月】 : アマモ試験区観察、採取
【2020年 6 月】 : ロープ式下種更新法でのアマモ場造成・試験区観察・ドローン飛行による撮影・芦北町環境基本計画掲載