アマモ研究 : 熊本県立芦北高等学校との共同研究(4ヶ月目)

熊本県立芦北高等学校(通称:芦高<あしこう>)とのアマモを対象とした共同研究体制も4ヶ月目に入りました。

≪スタート時の話題、当社のアマモ研究についての説明・資料は 【コチラ】

≪前回2月の活動(座談会)の様子は 【コチラ】

 

12月26日、1月22日、2月20日の早朝、同校「林業科 アマモ班」のアマモ場造成への活動にも参加させて頂いておりますが、

3月20日の早朝、今年度4回目、かつ今期最後の早朝活動にも参加してきました。

毎回ですが、アマモの生活環と大潮干潮のタイミングから早朝活動となり、今回は2時すぎから開始となりました。

そして今回は、3年生が卒業したあとなので、2年生だけ(といいながらも卒業したてのお二人も参加してくれました)のチームです。

 

 

 

↑ まずは過去の活動で増えたアマモ生育エリアから少しずつ株ごと採取し、新規定植エリアへ移植する準備を進めます。

12月の夜よりは気温は上がりましたが、夜風が吹いてまだまだ寒く、鼻をすすりながらの時間です。

 

 

 

↑ その後、準備した株を造成したいエリアへ植えていきます。この活動によってアマモ場が徐々に増えていくのです。

 

 

 

↑ そして、生物調査も進行。アマモ場で生育する生物を採取し記録していきます。

 

 

 

↑ 今年の早朝活動はこれで終了ですが、これからも毎月のように共に活動行事を進めていきます。

 

先生もアマモ班の皆さんもお疲れさまでした!

 

≪次回の活動機会記録≫

 

 

≪ご参考:芦北高校との活動記録リンク集≫

【2018年12月】 : 共同研究体制スタート。アマモ班と初顔合わせ。
【2019年 2 月】 : 芦北高校に当社研究水槽設置。アマモ班との座談会。
【2019年 3 月】 : 深夜の定植活動
【2019年 4 月】 : 明るいときの定植活動(この月より最干潮時間が陽が高い時のため)
【2019年 5 月】 : 花枝採取、マリンチャレンジプログラム授与式
【2019年 6 月】 : ロープ式下種更新法でのアマモ場造成
【2019年 7 月】 : 土壌採取、分析
【2019年 8 月】 : 土壌採取、分析、取材
【2019年 8 月】 : 芦北高校「優秀賞」
【2019年 9 月】 : アマモ観察、採取
【2019年10月】 : アマモサミット・芦北高校もプレゼン
【2019年11月】 : アマモ観察、採取(この月より最干潮時間にあわせて深夜活動)
【2019年12月】 : アマモ移植(試験区設定)、観察、採取、取材
【2020年 1 月】 : アマモ移植(試験区設定)、観察、採取、当社ラボ見学来訪
【2020年 2 月】 : アマモ移植(試験区設定)
【2020年3・4月】 : アマモ移植(試験区設定)、観察
【2020年 5 月】 : アマモ試験区観察、採取
【2020年 6 月】 : ロープ式下種更新法でのアマモ場造成・試験区観察・ドローン飛行による撮影・芦北町環境基本計画掲載
【2020年 9 月】 : 豪雨後の記録1<堤防から見た画像>
【2020年 9 月】 : 豪雨後の記録2<上空・水中から見た画像>
【2020年10月】 : アマモ種子選別
【2020年11月】 : アマモ観察、移植(試験区設定)、種子洗浄、海辺の自然再生・高校生サミット2020
【2020年12月】 : アマモ観察、移植(試験区設定)、「高校生マイプロジェクトAWARD in 熊本・益城」
【2021年 1 月】 : アマモ観察、移植(試験区設定)、空撮画像取得開始
【2021年 2 月】 : アマモ観察、移植(試験区設定)、アマモ種子試験、光量子測定