水俣環境アカデミア「SDGs未来都市フェスタ」が開催され、
当社(アグリライト研究所)は、体験型ブースの一つ「植物の小さい世界を見てみよう!」を担当させていただきました。
このイベントは、水俣市が「 SDGs未来都市 」に選定されていることもあり、
実験や体験、展示コーナーをまわり、SDGsを楽しく学んでみませんか?というもので、
展示型ブース7種と、体験型ブース14種が展開されました。
(当社「アグリライト研究所」は、「熊本県SDGs登録制度」の登録事業者でもあります)
当社ブースは「植物を見てみよう」として「細胞の形」に着目。
『顕微鏡で、植物の「鼻」や「皮膚」を観察してヒトとの違いを見てみましょう!』をテーマ目標としました。
(過去、同種のイベントにおいて植物をテーマに展開させていただいております。 2024年度 ・ 2023年度 ・ 2022年度 ・ 2020年度 ・ 2019年度)
昨年・一昨年に引き続き、30分間での入替制・計8回開催の内容となり、
約1ヶ月前から、時間内に終えられる体験内容構成の検討、準備する植物サンプルの選定など、検証・準備を進めてきました。
↑ 4機会(8機会中)・「体験13名+保護者の方8名・計9組」(昨年は12名・一昨年は34名)の方に体験頂きました。
当社からは、北野研究員(メイン司会・解説)・外薗研究作業補佐員、そして私(園山)の3名で対応、
各回、まずは趣旨説明を行い、そして顕微鏡で観察するためのサンプル(プレパラート)をつくっていただくため、手順を説明します。
↑ 細かい作業となりますが、小さなおこさまは親御さんにも加勢いただき、サンプルづくりを進めます。
・観察対象の採取(例:タマネギでは薄皮を切り出し採取)
・採取したサンプルをスライドガラスに乗せる
・サンプルに水をたらす
・カバーガラスをのせる
をサンプル種ごとに実施し(まずはタマネギと口腔内の2種)、プレパラートを作成しました。
↑ そして顕微鏡で観察。当社所有の2台を持参し、うち1台はノートパソコン画面で見られるように整備。
画面提示できるしかけは、参加者全員でみられるので好評でした。
サンプルによって細胞の形が違いますね~を説明(タマネギ、口腔内)
細胞の形、細胞壁の存在の有無・理由、気孔の発見など、それぞれのサンプルで細胞の違いが比較できたかと思います。
今回、シイタケ(菌糸)、染色しての観察も加えて、バラエティさを出してみました。
最後は、解説を行い、配布した説明兼レポート用紙を埋めていただくことで「夏休みの自由研究」にも利用できることもお伝えし、
各機会を進めていきました(30分間で1機会)。
↑ イベント開始時と終了時、
スタッフ側が集合し、開始時・水俣副市長(水俣市長の代役)、終了時・古賀先生(水俣環境アカデミア所長)のあいさつもありました。
また、今年からは、キッチンカー・飲食販売も加わり、滞在時間要素が増えており、実際午前・午後とも滞在の来訪者も見られました。
当社(アグリライト研究所)ですが、水俣市に2018年に本社移転・立地して、8年目になります。
今年度も水俣市からの依頼で実績となりました。今後も、水俣市に立地する企業としてお役に立てることがあればと思います。
(過去、水俣市イベント講師役(再掲)。 2024年度 ・ 2023年度 ・2022年度 ・ 2020年度 ・ 2019年度・ 2018年度(特別市民講座))