水俣環境アカデミア「SDGs未来都市フェスタ」(2024年8月24日)

水俣環境アカデミア「SDGs未来都市フェスタ」が開催され、

当社(アグリライト研究所)は、体験型ブースの一つ「顕微鏡をつかって植物をよ~く見てみよう!」を担当させていただきました。

 

このイベントは、水俣市が「 SDGs未来都市 」に選定されていることもあり、

実験や体験、展示コーナーをまわり、SDGsを楽しく学んでみませんか?というもので、

展示型ブース6種と、体験型ブース13種が展開されました。

 

当社ブースは「植物を見てみよう」として「細胞の形」に着目。

『ヒトには「口」や「鼻」「皮膚」「骨」など様々な器官があります。

では、植物の「鼻」はどこにあるのでしょう?

植物の「皮膚」はどういうつくりをしているのでしょう? ヒトとはどんな違いがあるのでしょう?

今回は顕微鏡を使って植物の様々な細胞を観察してみましょう!』をテーマ目標としました。

(過去、同種のイベントにおいて植物をテーマに展開させていただいております。 2023年度 ・ 2022年度 ・ 2020年度2019年度

 

昨年に引き続き、30分間での入替制・計8回開催の内容となり、

約1ヶ月前から、時間内に終えられる体験内容構成の検討、準備する植物サンプルの選定など、検証・準備を進めてきました。

 

 

↑ 8機会・「体験12名+保護者の方8名」(昨年は34名)の方に体験頂きました。

当社からは、北野研究員(メイン司会・解説)・外薗研究作業補佐員、そして私の3名、

そして、水俣高校のボランティアスタッフの方も1名加わり、スムーズに進めることができました!

各回、まずは趣旨説明を行い、まずは顕微鏡で観察するためのサンプル(プレパラート)をつくっていただくため、手順を説明します。

 

 

 

↑ 細かい作業でしたが、皆さん問題なくサンプルづくり完了。

・観察対象の採取(例:タマネギでは薄皮を切り出し採取)

・スライドガラスに水をたらす

・採取したサンプルを浮かべる

・カバーガラスをのせる

をサンプル種ごとに実施し(まずはタマネギと口腔内の2種)、プレパラートを作成します。

 

 

 

↑ そして顕微鏡で観察。当社所有の2台を持参し、うち1台はノートパソコン画面で見られるように整備。

画面提示の方がみんなで見られるので好評でした。

 

 

 

↑ サンプルによって細胞の形が違いますね~を説明(2種以上のサンプル観察は、グループにより進行具合で調整)

細胞の形、細胞壁の存在の有無・理由、気孔の発見など、

それぞれのサンプルで細胞の違いが比較できたかと思います。

保護者の方から、昨年は酸性かをみるブースでしたよね!とお声がけ頂戴することが何回かあり驚きました。

複数年連続で参加することもあるということで、毎年新しいテーマの創出が必要と気づかされました。

 

 

 

↑ イベント開始時と終了時、

スタッフ側が集合し、開始時・水俣副市長(水俣市長の代役)、終了時・古賀先生(水俣環境アカデミア所長)のあいさつもありました。

 

 

当社(アグリライト研究所)、水俣市に2018年に本社移転・立地して、もう7年目になります。

今年度も水俣市からの依頼で実績となりました。今後も、水俣市に立地する企業としてお役に立てることがあればと思います。

 

(過去、水俣市イベント講師役(再掲)。 2023年度 ・2022年度 ・ 2020年度2019年度2018年度(特別市民講座)