植物の生育知見と衛星データを組合せ、農作物収量や具体的な作業時期提示を行う「予測モデル」を構築する事業を展開しております。
その実用化例(小麦)・実証例(飼料用トウモロコシ向け)をご紹介いたします。
予測モデル構築
植物の「緑」をとらえた衛星画像から、御社が知りたい収穫量や作業タイミングといった情報を予測する御社専用の「モデル(計算式)」を構築、
シーズンごとにモデル式をリフレッシュしながら要望のエリアの予測情報を提供します。
(まずは PoC として、地域や作目品種を限定したうえで、御社や現場が必要としている課題解決のための「評価・予測情報」を
提示できるか検証を行うことから進めることが多いです)
「高機能素材week出展 2026/9/30-10/2」にて紹介しました
実用化例(小麦・山口県)
【従来の課題】
・ 「高齢化・担い手不足」による管理の限界(広範囲に点在する圃場の生育状況の把握が必要)
・ 「品質のばらつき」(購入者(製粉会社)が求める品質基準に対して安定した生産が必要)
【課題解決に向けた構築技術】
・ 衛星データ利用により、「広範囲」の小麦生育状況を把握、品質基準に向けた「追肥のタイミングや内容」を具体的に提示
・ 2024年から事業化。品質基準(ここでは「子実タンパク含量 12%以上」)を達成した生産者が、25%(導入前2022年産)→75%(2025年産)に向上。
◆<上記詳細解説。宇宙ビジネス情報サイト「宙畑-sorabatake-」>
:
『「これ当たるんよ」「次はいつ?」山口県のキーマンに訊く、衛星データで品質向上を実現した小麦農家の生の声と展望』(2024/8/9公開)
前回の宙畑掲載(上記記事の2年前。その後どうなったかのが上記記事)
『高齢化率第3位の山口県で見えた「限られた人数で農業生産ができる仕組み」の兆し』(2022/9/27公開)
◆<NHKによる紹介>(下記より17分ごろとなります)
おはよう日本 (2026/10/7放映・全国)(過去:山口県ローカル「情報維新!山口」8/19・8/23で放映)
実証例(飼料用トウモロコシ・山口県)
【従来の課題】
・ 需要はあるが作付け候補地の「探索負担」(選定に時間と労力を要する)
・ 既存圃場の排水不良による「収量低下」(対策への優先順位付けの難しさ)
・ 収穫作業や加工工場への入荷計画の「不確実性」(収穫時期や収量が事前に把握できず、機械・人員・工場運用が非効率)
【課題解決に向けた構築技術(現在、運用実証中)】
・ 圃場選定技術構築(作付け拡大により加工工場の余力も活かせる)
・ 排水リスク評価技術構築(農地利用前に対策施工の優先度を可視化)
・ 収量と収穫時期の予測技術構築(収穫機械・運搬車・工場乾燥設備を適期に無駄なく稼働)
◆<「NEDO Challenge,Satellite Data –農林水産業を衛星データでアップデート!-」による実施>
上記技術開発への基礎は 『NEDO Challenge, Satellite Data(2025/10-2026/7)』(3位入賞) により進められました。
現在、応用技術開発を進めております。
【抜粋情報】公式動画より、アグリライト研究所ファイナルプレゼン(「システム内容」の説明もあります)
https://www.youtube.com/live/6xJ1z8bP0rk?t=5918s
ご参考 : 過去実績(リモートセンシング:ドローン(UAV)・衛星データ利用)
当社は「農業気象学・リモートセンシング・作物学」の専門性メンバー構成により、
過去データ(衛星やドローンによる空からの画像、気象情報、圃場・植物・営農情報)を組み合わせることで、
必要な営農作業につながる「モデル(予測情報 算出関係式) 構築」の「術」が得られています。
今後、対象「農作物種類」「栽培環境」「必要な予測情報」の組み合わせ実績を増やし、
装置導入不要、判断不要(圃場状況を示し結果生産者が判断することない)の「具体的に必要なタイミングで必要な情報をお伝え」するサービス展開を進め、
農業を含む植物利用シーン省力化・効率化・拡大に寄与してまいります。
植物自体・植物生育環境を把握できる専門性と、農業生産現場などの課題解決に必要な情報提示へのプロセス構築力が当社の強みです。
◆<事業化(専門性:リモートセンシング学 活用例)>
「衛星データ」利用、対象「小麦」(過去リリース)
https://www.agri-light-lab.co.jp/?p=8070
https://www.agri-light-lab.co.jp/?p=7578
「ドローン」利用、対象「レンコン」
https://www.agri-light-lab.co.jp/?p=7718
◆<実施プロジェクト(外部資金・関連分野抜粋)(民間企業さまとのプロジェクトは非公表)>
2019年 内閣府「2019年度 課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」
事業名 『衛星データとIoT農業機械による国産パン小麦高収益生産の実証 』
2020年 地独)山口県産業技術センター「衛星リモートセンシング関連システム等開発業務」
事業名 『衛星データと地上発育モデルの組み合わせによる高効率かつ高精度な小麦生育総合管理システム』
2022年 経済産業省「令和4年度 産業技術実用化開発事業費補助金(宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業)衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業」
事業名 『宇部市で生産している小麦の生産管理への衛星データ及びTellus運用検証』
2022年 内閣府「令和4年度 課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」
事業名 『衛星データによる「ずっと、400年」の先へ続く醤油原料の地産化』
2023年 熊本県「令和5年度 DX実証事業委託業務(一般枠)」
事業名 『ドローンや衛星データを活用したサツマイモの高品質化・高収量化・管理省力化』
2023年 経済産業省「令和5年度情報処理・サービス・製造産業振興研究開発等事業費補助金(宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業))」
事業名 『熊本県における特産品農作物の高品質化を目指した予測情報開発』
2024年 経済産業省「令和6年度情報処理・サービス・製造産業振興研究開発等事業費補助金(宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業))」
事業名 『農産物加工工場の高効率稼働を目指した圃場現場スケジュール適正化予測情報開発』
2025年 経済産業省「令和6年度情報処理・サービス・製造産業振興研究開発等事業費補助金(宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業))」
事業名 『農産物加工工場の高効率稼働を目指した圃場現場スケジュール適正化予測情報開発』
◆<学会発表実績>
岩谷潔,山本晴彦,園山芳充,馬場雅之:UAVによる農地への漏れ光と光害(ひかりがい)の評価,照明学会全国大会,第51回大会(2018)
岩谷潔,園山芳充,他:発育モデルと衛星データの利用による冬作小麦の早期収量予測,中国・四国の農業気象33号,30-31(2020)
園山芳充,岩谷潔:マルチスペクトルカメラ搭載UAVを利用したブルーカーボン「アマモ」の機能評価手法の検討,
日本沿岸域学会研究討論会 講演概要集 CD-ROM,(2022)
◆<上記以外の依頼講演・登壇(民間企業内向けなど一般聴講申込できないものは記載しておりません)>
「衛星データとIoT農業機械による国産パン小麦高収益生産の実証」
岩谷 潔
第13回衛星データ解析技術研究会
山口県
2020年12月18日
『品質・収量向上のための生育予測システムの開発』
岩谷 潔
中国・四国地域における麦の生産技術向上セミナー
中国四国農政局
2022年4月14日
『宇宙×食:衛星データが変革する農業や漁業などの生産現場(パネリスト)』
岩谷 潔
SPACETIDE2022
一般社団法人SPACETIDE
2022年7月19日
『「衛星データと生産現場データ」による農業の課題解決サービス』
岩谷 潔
令和5年度 第2回 鹿児島県宇宙ビジネス創出推進研究会及び衛星データ利活用促進セミナー in 鹿児島(基調講演)
鹿児島県/経済産業省九州経済産業省
2024年2月8日
『「衛星データと生産現場データ」による農業の課題解決サービス』
岩谷 潔
日本リモートセンシング学会 第76回(令和6年度春季)学術講演会 特別セッション
経済産業省「衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業」の事例報告
2024年6月6日
『多様な農産物の生産および加工現場に対応した衛星データによる予測情報の開発』
岩谷 潔
第20回衛星データ解析技術研究会 「衛星データ活用ビジネスの展望と準天頂衛星システム」
(地独)山口県産業技術センター、山口県
2026年2月26日
『取組紹介・パネルディスカッション』
岩谷 潔
Fukuoka Space Business Meetup 2026 vol.2 【実は身近にある衛星データ活用】~天気・食・住まいを支える宇宙データビジネス~
福岡県 Fukuoka Space Business Meetup 運営事務局
2026年8月24日
◆<特許出願>
2025年~出願


