2021年7月23日(金)の芦北での講師役に引き続き、その翌日の記録です。
2021年7月24日(土)
日本財団「海と日本プロジェクト in くまもと実行委員会」主催の
『日本財団「海と日本プロジェクト in くまもと」海を学ぶ体験教室~ヒメタツの住む海、美しいみなまたの未来を考えよう~』(2日間プログラム)
プログラムの一部「藻場について学ぼう!」の講師役でした。
水俣のイベントにおいて、当社が水俣市に本社おき、海の生き物の中で植物「アマモ」を対象として研究・造成活動していることから
お声がけを頂戴しました。
この企画は、
『学校ではできない学習体験・学びをきっかけに、海を守りたいという気持ちが芽生え、海を守るためには、
どんな行動をすれば良いかを考えることができる人になって欲しいと願っています。
現在の「みなまたの海」の状況について正しく学び、子どもたちをはじめとする地域のみなさんが「みなまたの海」に誇りと自信を持ち、
未来に向けて何をするべきか?を考え、行動を始めるためのプログラムです。』
を目標(企画概要より一部抜粋、要約)として開催され、
(熊本県南部の)水俣市・芦北町の小学生4~6年生・23名+保護者の方が参加しました。
↑ 今回の主会場は、水俣の湯の児温泉「ホテル海と夕やけ」で、近くには海水浴場+シュノーケリングやSUP大会が行われるなど
海レジャー・学習・スポーツの絶好場所があります。
そんな中、講師役としては、アマモという植物のことを知ってもらう!役割で、
・屋外での講義で、画像を見せるためにスクリーン(プロジェクター)が使えないので、
パウチ原稿(画像はすべて筆者園山が撮影したもので構成)を作成
(原稿作成後、印刷とパウチ化は熊本朝日放送の方に進めてもらいました。ありがとうございます!)
・役割の時間が潮が高くて自生アマモが見えないので、事前に採取したアマモと種を準備
にて当日を迎えました。
↑ まずは全参加者の前で自己紹介。間つなぎの役目だったのですが、アマモのことを話してしまうとあとの準備物説明と被ってしまうので、
アドリブで会社(アグリライト研究所)や植物工場のことをお伝えしました。
↑ 講義は2グループにわかれて2回実施。
まずは、1グループ目。屋外(風の音が・・・)かつマスク装着なので、念のため拡声器を準備していただきましたが、
これはこれで正解でした。春先にも別の機会ですが2時間講師役があったのですが、
マスク姿での講師役しゃべりは酸欠になりそう・・・この体験が活かされました。
アマモを見たことのある参加者は一人だけ。海の中にもよくみていくと植物がいっぱいであることも伝えました。
↑ 続いて2グループ目です。アマモ講義と並行して「シュノーケリング体験」が行われており、
このグループは海に入った直後ということで寒くなりそうでしたから、着替え後の屋内会場で実施となりました。
イベント構成にはこのような配慮、想定も必要なことも勉強になりました。
屋内だからか、質問・意見は活発にでてきました。同じく、アマモの存在と役割を知ってもらえばと思います。
海の中の植物の存在、アマモのこと、を知らない方が多かった状況でしたが、
まずはアマモという植物があるということが頭の片隅に残れば嬉しいです。
今回は、水俣に本社を置く会社として、水俣でのイベントにおいて役割を与えられる機会だったので、
大変ありがたく思います!
記事
タツノオトシゴ(ヒメタツ)は「水俣の海」再生のシンボル!海を学ぶ体験教室を開催しました!
<ご参考 : 前日の講師役(芦北編)>