水俣環境アカデミアジュニアサイエンスセミナー(2019年8月1日)

熊本県水俣市内の小学校高学年~中学生を対象とした、水俣環境アカデミアジュニアサイエンスセミナーが開催され、

株式会社アグリライト研究所も講師役の役割にて参加させて頂きました。

 

このセミナーは、水俣市の案内によると「大学教員や研究者等が講師となり、環境モデル都市水俣の将来を担う小中学生に対し、

専門的な実験・実習を実施します。夏休みの自由研究や環境学習などにぜひお役立てください。」とあり、長い歴史があるようです。

今年は、約50名の参加者の参加となり、各テーマ(各大学等)6~8名にて「7テーマ」を開講。

 

 

 

↑ 当社は、

テーマ「植物をはかってみよう」として、参加者の皆さんにふれて頂く植物(今回は、フリルレタスとバジル)を育てるために

約1ヶ月前から種を撒いて準備を進めてきました。

 

 

 

↑ 会場は、水俣環境アカデミア、9時スタートの約1時間前に到着。職員さん渾身の作「ウェエルカムボード」でお出迎え。

 

 

 

↑ 参加者の方が来られる前に準備を進めまして・・・

 

 

 

↑ 全参加者(+引率保護者の方)と講師役先生方が集合し、朝9時スタート。

高岡水俣市長のあいさつ、各講師役先生のあいさつとプログラムが進みます。

 

 

 

↑ その後、各講座に分かれてスタート。私(園山)が会社と植物の栽培環境の話題、

北野研究員より、本日の流れを説明。

 

 

 

↑ 馬場研究員より、それぞれの植物の測り方を説明。

ご自宅(自由研究にも)でも測定できるように、マシンを用いずでの測定手法で進めます。

フリルレタス、バジル、それぞれを「青色光環境下」「赤色環境下」で生育したものを、それぞれ観察しながら測定していきます。

 

 

 

↑ 葉面積を測るのは根気のいる作業。途中、各人のデータの考察機会や、食べ比べも入れたりして進めます。

 

 

 

↑ 昼休みを経て午後。プログラムの最後は、全参加者の前で発表機会がありますので、

割り当てを決めて読み合わせ。修正しながら数度行い、最後は本番想定でスクリーン横に立っての練習。

皆さんの測定したデータは、昼休み中にこちらが集計し、発表で使うパワーポイントに入れていきました。

 

当講座では、測定に使用した野菜はもちろん、予備分を含めてお持ち帰り頂きました(一人当たり11袋相当)。

 

 

 

↑ 全員の前での発表も、うまくできました。各作業から発表練習までスムーズに進められ、のみこみの早さに驚きました。

参加者の皆さんには修了証が手渡しされ、セミナーの締めは、会場「水俣環境アカデミア」の所長・古賀先生による挨拶。

16時前に全プログラムを終了しました。

 

 

水俣市での講師役イベント参加は、1月開催の「水俣市特別市民講座」以来でしたが、

お役立てできることがあれば、別の機会もお気軽にお声掛けいただければと思います。